追記 2008.07.15
追記 2005.04.03
初版 2004.12.30
■ 回路図 | |
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左が回路図です。クリックすると拡大できます。 フル充電キープ(満充電保持)を行うには、1C/20〜1C/50の電流を電池に流し続ければ良いので、 5Vの電源に電流制限用の抵抗を入れて電池を直接接続することにします。 (実際の回路では通電モニタと逆流防止の為にLEDも入れてます。) 1Cとは、電池容量(mAh)を1時間(1h)で割った値で、その電池から1時間取り出すことが出来る電流値です。 1550mAhの電池の場合、1Cは1550mA、1C/50は31mA、1C/20は77.5mAとなります。 よって、1550mAhの電池の場合フル充電キープに必要な電流は31mA〜77.5mAとなります。 電流を制限する抵抗値を検討してみます。 電源5V、LEDでの電圧降下2V、抵抗50Ω、電池の電圧は1V〜1.5Vの間で変化するとします。 充電初期は(5V-2V-1V)/50Ω=40mA 充電末期は(5V-2V-1.5V)/50Ω=30mA となって、50Ωの抵抗で上記電流に制限する事ができます。 ※それほど厳密に抵抗値を設定する必要はなく、 この回路で2500mAhの電池も「フル充電」と「フル充電キープ」出来ました。 下の実験結果を参照下さい。 |
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■ 写真 | |
完成写真です。(表面) | |
完成写真です。(裏面) | |
■ 実験結果 | |
Ni-MH 1550mAhの電池を充電した結果です。 約2日かけて充電し、その後最高電圧を保持していることが分かります。 ※約1ヶ月充電しつづけてみました。 電圧は1.45Vのまま特に変化無し。 発熱も無し。 十分充電できている。 |
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Ni-MH 2500mAhの電池を充電した結果です。 約3日かけて充電し、その後最高電圧を保持していることが分かります。 ※約1ヶ月充電しつづけてみました。 電圧は1.45Vのまま特に変化無し。 発熱も無し。 十分充電できている。 |
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■ 完成バージョンのご紹介 | |
ケースに収めた「完成バージョン」を作ってみました。 興味の有る方はこちらからどうぞ。 |
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